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新井涼平 (陸上選手)

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新井 涼平 Portal:陸上競技
新井 涼平(2016年)
選手情報
国籍 日本の旗 日本
種目 やり投
所属 スズキAC
生年月日 (1991-06-23) 1991年6月23日(33歳)
生誕地 埼玉県
身長 183cm
体重 96kg
自己ベスト やり投:86m83(2014年)
獲得メダル
陸上競技
アジア大会
2014 仁川 やり投
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新井 涼平(あらい りょうへい、1991年6月23日 - )は、日本の陸上競技選手。

専門種目はやり投2014年仁川アジア大会銀メダリスト。現在日本歴代2位の記録を持っている。

埼玉県秩父郡長瀞町出身。長瀞町立長瀞中学校埼玉県立皆野高等学校国士舘大学卒業。スズキアスリートクラブ所属。身長183cm。体重96kg。

経歴

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中学生まで

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小学時代はソフトボール、中学時代は野球に打ち込んでいた[1]

高校生・大学生時代

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2007年に皆野高校へ進学。グランドホッケー部に入部したが、数ヶ月後に退部。同年9月2日、テレビ放送で見た2007年世界選手権男子やり投金メダルのテロ・ピトカマキの投擲に影響を受け、2学期が始まると陸上競技部へ入部[2][3]。入部した当初は短距離走走幅跳にも取り組んでいた[3]。3年時には63m64でインターハイ4位、64m00で国体少年A3位、63m58で日本ジュニア選手権5位という結果を残し、自己ベストは65m00だった。

2010年に国士舘大学へ進学。2年生時に日本選手権で日本歴代8位(当時)の78m21を記録して4位となった。3年時に日本インカレで優勝、4年生時にユニバーシアードで8位に入賞する。大学時代の自己ベストは78m21だった。

2014年

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2014年からスズキ浜松アスリートクラブに所属。

4月29日の織田記念陸上では日本歴代3位(当時)となる85m68を記録して優勝する。

6月8日の日本選手権でも81m97をマークして同大会初優勝。

10月2日に韓国の仁川で行われたアジア大会では84m42を記録して銀メダルを獲得した。試合後のインタビューでは、「記録的には最低限のことは出来ました」、「まだまだ行けたのに、本当に悔しいです」と語っている[4]

10月21日の長崎国体では日本歴代2位・アジア歴代4位となる86m83を記録して優勝した。

2015年

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2015年4月19日の織田記念陸上、5月11日のゴールデングランプリ川崎を腰痛のため欠場。

6月28日の第99回日本選手権では大会新記録となる84m13を記録して優勝、同大会2連覇を達成した[5]

8月24日、初出場した2015年世界選手権の予選は全体2位の84m66を記録して通過[6]。26日の決勝では2投目に83m07を記録して5位につけていたが、3投目で他選手に抜かれて8位と6cm差の9位となり、入賞はならなかった[7]。このとき新井は「新しい感覚の投げができた。この感覚を極めていきたい。」と語っている。

9月8日のザグレブ国際では77m54を記録して7位[8]、13日のリエティ国際では84m13を記録して2位になった[9]

2016年

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2016年5月8日のゴールデングランプリ川崎では84m41を記録して2位。

6月25日、第100回日本選手権で大会記録を更新する84m54で3連覇を達成し、2016年リオデジャネイロオリンピック代表入りが決定した。

リオデジャネイロオリンピックでは、現地時間8月17日の予選で84m16を1投目でマーク、全体4位で決勝へ進出した。20日の決勝では79m47で4投目以降へ進めず、入賞を逃し11位となった。

成績

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主要国際競技会

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以下は全てやり投げでの成績。

大会 開催地 成績 記録
2013 ユニバーシアード ロシアの旗 ロシアカザン 8位 75m53
2014 第17回アジア競技大会 大韓民国の旗 韓国仁川 2位 84m42
2015 第15回世界選手権大会 中華人民共和国の旗 中国北京 9位 83m07
2016 オリンピック ブラジルの旗 ブラジルリオデジャネイロ 11位 79m47
2017 第16回世界選手権大会 イギリスの旗 イギリスロンドン 23位(q) 77m38
2018 第18回アジア競技大会 インドネシアの旗 インドネシアジャカルタ 7位 75m24

年次ベスト

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所属 やり投 備考
2007年 皆野高校 39m70
2008年 59m41
2009年 65m00 埼玉県高校歴代2位(当時)
2010年 国士舘大学 64m81
2011年 78m21 日本歴代8位(当時)
2012年 78m00
2013年 78m19
2014年 スズキ浜松AC 86m83 日本歴代2位 長崎国体にて
2015年 84m66
2016年 84m54
2017年 82m13

人物・エピソード

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同じ国士舘大学陸上競技部のOBである円盤投堤雄司とは学生時代から親交があり、試合での記録でよく勝負していたという[1]

脚注

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外部リンク

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